現実的な状況を重視したオンライン日本語聴解教材(オンラインワークショップ)

Published on 26 April 2022 at 15:36

日時:2022年4月24日

講師:野田 尚史先生(日本大学)

講師紹介:野田 尚史先生

 

日本大学文理学部教授。大阪外国語大学でスペイン語を学んだ後、同大学大学院で日本語学を専攻。博士(言語学)。大阪外国語大学で国費留学生に日本語を教えた後、筑波大学で日本語教師を目指す学生に日本語文法を教える。その後、大阪府立大学で日本語関係の授業を担当し、国立国語研究所で日本語教育と対照言語学の研究を行う。2021年から現職。著書は『コミュニケーションのための日本語教育文法』(編著、くろしお出版,2005年)、『日本語学習者の読解過程』(編著、ココ出版、2020年)、『日本語コミュニケーションのための聴解教材の作成』(共編著、ひつじ書房、2022年)など。

【開催報告】

今回のワークショップには日本やカナダやスイスから参加してくださった方もあり、グループワークでも活発な意見交換ができました。
ワークショップでは、以下のテーマについて議論しました。

 

1.日本語学習者の聴解困難点

学習者に役立つ聴解教材を考える際には、学習者にとって聴解の何が難しいのかを調査し、その難しさが解消されるような教材を作る必要があります。「日本語非母語話者の聴解コーパス」などを参考にしながら学習者の聴解困難点を考えました。

 

2.オンライン日本語聴解教材の作成方法

日本語の聴解が実践的にできるようにするためのオンライン教材をどのように作ればよいのかを、ウェブ版日本語聴解教材「日本語を聞きたい!」を参考にしながら、学習者の聴解困難点をもとにして考えました。


現実的な状況を重視したオンライン日本語聴解教材

 

講師 野田尚史先生 (日本大学)

 

       日時 :2022424日(日)10:00~13:00 (中央ヨーロッパ時間、日本時間17:00 ~ 20:00

       対象: 日本語教師、日本語教育関係者(参加地域は問いません)   

     開催形式:オンライン

       定員:50名(要事前申込、先着順)

      参加費: 一般 15.00ユーロ

          ONK会員 無料

申し込み締め切り日:4月20日

 

支払い先銀行名    ABN AMRO

                       口座名    ORANDA NIHONGO KYOSHIKAI

                       IBAN     NL82ABNA0247383422

                       BIC(SWIFT)         ABNANL2A

 

remarks には 「Registration for Seminar + 4/24/2022 + 参加者氏名」をご記入ください。

お問い合わせ: secretary(at)orandanihongokyoshikai.nl

 

*定員になり次第、申し込みを締め切ります。
*開催3日前までに Google Meet のリンクをメールにてお送りします。